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経験者が送る新卒入社後あたふたしないために心がけたい5箇条

はじめに

みなさんこんにちは。 16新卒入社したネイティブアプリチームの井上です。
2017年4月に入社された新卒のみなさんは、研修を経て現場での業務が始まるor始まっている頃かと思います。
正直言うと、私はチームに配属直後 とっってもあたふたしてました

〜配属前の私〜
「たくさん学んで早く活躍するぞ! (^ω^)」

〜配属後の私〜
「逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。うわあああああ(‘ω’)あああぁぁぁぁぁ」

はい、リアルにこんな感じでした。
例えば以下のようなことをやらかしてました。

  • リリース期日に実装が間に合わない
  • リリース後、実装箇所で落ちる
  • 自分のミスを自分でフォローできない
  • ディスカッションで発言できない
  • ブログ書いたらほぼ全直し(←new 本記事)

などなど…。

きっと新卒入社される方の中には、やる気に満ち溢れていて、これからが楽しみで仕方がないという人がたくさんいると思います。

そこで本記事では、みなさんにぜひ心がけてほしい点を「配属直後にあたふたしないための処方箋」として、私自身の経験を元にまとめていきたいと思います。

配属後のスタートダッシュで転ばないために参考にしてください。

アプリチームの仕事

実際に経験した業務は以下のようなもでした。
それぞれ簡単に内容を紹介していきます。

  • 施策検討
  • iOSアプリの新規開発
  • Android・iOSアプリの改善・グロース
  • APIの実装

施策検討

 プロダクトに携わる以上は、そこにどんな課題があり、どういう価値を提供すべきなのかということを、チームの一人一人が自分自身の中でしっかり理解し、納得することがとても重要です。弊社アプリチームの場合、職種関係なくチーム全員でさまざまなディスカッションを行い、「解消すべき課題は何か」「目的・手段は適切か」「いつまでにやるべきなのか」等を検討します。

iOSアプリの新規開発

 2016年秋頃からiOSアプリを開発することになり、私もそこにjoinしました。iOSアプリはSwiftで実装し、ライブラリの選定や基盤処理の実装、画面作成・メインロジックと幅広い範囲の業務を経験しました。
 この期間は余裕がなくかなり忙しかったですが、業務としてアプリの新規開発に携わるという非常に貴重な経験ができました。

アプリの改善・グロース

 日常的に行う業務のメインはAndroid・iOSアプリの改善とグロースです。施策検討時に決定した内容を、タスクとして各担当者に振り分け開発を進めていきます。
 チーム内のエンジニアはOSごとに担当が決まっているわけではなく、全員が両OSをカバーしています。施策によっては一時的に専任担当をつけるときはありますが、基本的にはどちらの開発も行うため、両OSの開発スキルが必要とされます。

web APIの実装

 弊社のアプリでは、サーバーとのデータのやりとりにweb APIを利用しているため、その開発・保守もアプリチームの担当です。
 web APIはRuby on Railsで実装されており、Android Java・Swifttの知識だけでなくサーバーサイド開発の知識も必要です。

働いて気づいた現実

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配属前に、「やりたいこと」「やること」については事前に伺っており、私自身配属が楽しみでした。しかしいざ業務が始まってみると、

〜業務内容を聞いた私〜
「いっぱいやることある楽しそう、幅広く学べそう、グロースグロースぅ!(˘ω˘)」

〜業務が始まった後の私〜
「開発時間かけすぎた、アイディアまとまらない、ちょ時間足りない、助けて神様(˘ω˘;)」

はい、見事に理想と現実のギャップに悩まされました。
納得できる成果が見えなかったため、なかなか自信がつきませんでした
当時、特に悩んでいたことは以下のようなものです。

  • 満足できないアウトプット
  • スムーズに定着しないスキル

満足できないアウトプット

〜タスクが決まった私〜
「来週までに完成だから前日には完成させて別のタスクもやろう(˘ω˘)」

〜タスク締め切り前の私〜
「あれバグが、これ落ちるじゃんか、何やってんだ自分(˘ω˘;)」

 当時は目の前にある一つのタスクにしか手を付けられず、しかも十分な質・スピードで対応できなかったため、自分の成果に自信がをもてない状態でした。
 チーム配属後の最初のタスクは思ったよりも複雑で、予定よりもかなり時間を要してしまいました。その後のタスクでは、リリース後に不具合が発生したこともあり、とっても凹んでいたのを覚えています。
 自分がプロダクトにどういう貢献ができているかを考えたとき、何ができているんだろう?とモヤモヤしてました。チームに貢献できていないのではないかという思い込みで、1人勝手に悩んでいました。

スムーズに定着しないスキル

〜学び始めた私〜
「アプリ・サーバーサイド両方必要だからたくさん覚えないと(˘ω˘)」
〜学んできた私〜
「Android開発してたら、iOS開発忘れた、あれAPIも、おいおい身についてるのかこれ(˘ω˘;)」

 もともと私はAndroidアプリ開発経験がなかったため、配属直後はわからないことだらけでした。iOSは少しかじってましたが業務レベルだと全然通用せず。 さらに一つのことを覚えて、一つのことを忘れる時もありました。
 「何がわからないのかわからない」状態で、覚えなければいけないことが多すぎ、コーディングを楽しむと言うよりは、タスクをこなせるだけの知識を身に着けようと必死でした。
 十分に内容を理解し、キレイなコードで実装することが理想でしたが、当時は熟考するだけの余裕がなく、納期も守れず非常に悔しかったです。その後も自分で納得できるような仕事をできるようになるまでには、時間がかかりました。

あたふたしないために心がけたい5箇条

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毎日がむしゃらに過ごしてきて、気づけばあっという間に1年が経っていました。
改めて振り返ると、当時もっと心がけておくべきだったなと思うことがいろいろ出てきます。
こうした経験から学んだことを今回は5つ紹介します。

  • 今の成果を認める
  • 最短最大の学習をする
  • 「マイペース」を作る
  • 好奇心を育む
  • 手段を正当化しない

今の成果を認める

〜今の成果を認められた私〜
「画面のデザインできた、ロジックも実装、MTGでも発言、前より成長している感じある(^ω^)」

 当時はアウトプットの質に満足いかないことが多かったですが、不完全であろうと、あるいは締め切りに遅れようとも、そこで何かしらの成果は出してきました。こだわりきれず、納得できない、という否定的な思いばかり抱く時もあると思います。
 そのような時には、まず、 現状の力を理解するために今の成果を認めることから始めるべきです。私はタスクが終わるごとに振り返りをし、そこからの学び等を整理しました。

  • 技術的に学んだこと
  • 意識的に改善したこと
  • つまずいたこと

 1つのタスクをこなし、それによって、自分がどこまでできるようになったのかを把握することはとても重要です。現状を理解すれば問題もわかるはずです。私の場合はチームメンバーからFBをもらうことができ、客観的に自分を評価できました。もし自分で成果を認められないと悩んでしまうなら、周りの方々にFBをお願いしてみると良いと思います。
 このように現状を理解する積み重ねがあるからこそ、学びを理解し成長を感じられるようになると思います。

最短最大の学習をする

〜最短最大の学習を意識した私〜
「効率的に業務を進められて、タスク間に合ってる、作業も早くなった(^ω^)」

 私は以前から、疑問に思ったことを調べるために多くの時間をかけがちで、業務の中でも答えが見つからないものを延々と調べていたことが何度もありました。それは実はプロダクト独自の仕様であったり、まだ情報が出回っていない不具合だったりしました。もう少しで答えが見つかる気がする、そんな思い込みで多くの時間を浪費してしまい、そしていつの間にか危険信号が点滅してしまっているのです。
 まずは 目の前の課題をどうすれば最短で解決できるのか、それを考えることが重要です。手段は多くありますが、まずはその調査方法が最短経路かを一度考え直してみましょう。

  • チームメイトに聞く
  • ネットで調査
  • 社内wikiから探す

 これまでは理解するまで時間をかけて解決してきましたが、業務という限られた時間の中ではその方法では効率が悪い時もあることに気づきました。 学習効率の非効率性を限りなく排除し、最短最大の学習方法を選択することが重要です。
 そして、当時周りの方々からよく言っていただいた 「わからないことは聞いてください」という言葉の本質はここにあるのだと理解できました。
 時間をかけるべきもの、時間をかけるべきではないもの、その判断を効率よく行うための方法にたどり着くには、自分ひとりの力では難しいこともあります。

「マイペース」を作る

〜マイペースを意識した私〜
「前より覚えがスムーズになった気がする、技術も吸収してる、学習に余裕がある感じ(^ω^)」

 業務のことで悩んでばかりいると、考えることに疲れてしまい、その結果、当時は自分の学習ペースが完全に乱れてしまっていました。気持ちが焦ってばかりで単純に疲弊していたんだと思います。未熟であるから焦るというのは良い刺激ですが、空回りしてしまっては問題の解決には至りませんし、むしろ悪化させる一方です。
 最短最大の学習をすることと上記で述べましたが、その 自分にあった学習方法を習慣化し維持できるようにマイペースを保つことが重要です。足りないと思っていた時間もペースを整えればうまく調整できることもあります。例えば私は以下の項目を見直してマイペースを整えました。

  • 生活リズムを整える
  • 自由時間を決める
  • 趣味の開発をする

 ちなみにマイペースとは無茶をしないということではありません。時には無茶だと思える挑戦も必要です。そういうときは計画的な無茶をすべきです。業務だけに浸らずに、やりたいことをこなし、学習意欲とモチベーションを維持していくことが重要です。

好奇心を育む

〜好奇心を取り戻した私〜
「こういう設計にすれば良いのか、早く家帰って作業しよう(^ω^)」

 入社してからずっと思っていましたが、弊社エンジニアの方々は技術に対する好奇心がとても強いなと思っていました。(弊社に限ったことではなく、エンジニアって好奇心の強い人が多いと思いますが)
 私のペースが乱れていた時を振り返ると、学びたいことよりも必要なことを優先して学習し、気持ちの余裕があまりなかったです。 自分の興味・関心の幅を広げ好奇心を育むことは、学習のモチベーションに直結しますし、なにより充実感を得られますよ。なのでアプリ開発業務以外のことをやる時間を増やしました。

  • 業務以外の開発
  • 技術書を読む
  • webの技術調査

 当時は「何を学ぶべきか」に迷ってなかなか学習もスムーズにいかなかったのを覚えています。業務優先ばかりで、好きなことをおろそかにすることはやめましょう。技術をもっと好きになるため好奇心には素直に向き合っていきましょう。

手段を正当化しない

〜手段を正当化しなくなった私〜
「これって最適?要件整理しなおそう、実装時間かかるな、今は人に聞こう、柔軟に対応できるようになった(^ω^)」

 目的を言語化し、目の前に掲げて行動することは重要なことです。一方で、目的設定をせず手段ベースで物事が進んでしまうのは、ゴールを見失うことになってしまい注意が必要です。
 私は焦って仕事をしていた時、形式的なことだけを重視した手段ベースの考えで行動してしまい、目的を後付けしてしまう時がありました。しかし、後付の目的設定をすると 手段が正当化されてしまい目的を達成するための手段が適切であったかの判断ができなくなります。そうならないためには、目的等をもう一度考えてみましょう。

  • 達成すべき目的はなにか
  • 得られる効果はなにか
  • 今の状況で最も良い手段はどれか

 振り返ると、あのときは別の方法を取った方が良かっただろうと思うことが多々あります。目的の理解が十分でないときには注意が必要です。
 このように、後付けの目的設定をしてしまっていると気付いた時は、何かを見落としているかもしれないと考え、その場面で最も良い手段を選択できるように心がけることが重要です。

最後に

 1年を振り返ると、自分はダメダメだったということがわかりました。そして今はそれらが改善されているかのように本記事を書いていますが、まだまだ未熟者です。
 ですが、社員皆様のお力添えのお陰でできることは増え着実に成長していることに喜びを感じています。いつもご指導ありがとうございます。

 そして新卒の皆さんはあたふたせず自分のやりたいことを実現していってください!
 私と同じようにうまくいかないなーと思った方の助けになれば幸いです。

おまけ(開発しているアプリ)

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弊社アプリの紹介をさせていただきます。 業務として担当したアプリについてですが、当時から弊社では転職ナビ(旧:ジョブセンスリンク)のアプリが公開されていました。
求人を評価することができる機能や、希望にあった求人を探しやすくする機能を取り入れており、分かりやすいUIとサクサクとした動作で、とても使いやすいアプリだと思います。
当時はAndroidアプリのみでしたが、2017年1月にはiOS版も公開し、今では多くのユーザーに利用されています。 ぜひみなさんも利用してみてください。

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