こんにちは。id:boscoworks です。
2018年末まで転職ナビのエンジニアリングマネージャを勤めていましたが、年明けからは全社横断でエンジニア採用を推進する業務をしています。
リブセンスでは、大学や専門学校に在籍中の方を対象に、プロダクトの魅力やエンジニア文化の特徴を知ってもらうための取り組みを推進しています。
名古屋近辺で活動をされている、クリエイティブな学生たちが集まるコミュニティ "OthloTech" さんとデータ分析をテーマにしたコラボイベントを開催しましたので、そのようすをレポートします。
OthloTech とは
名古屋で専門知識を有するクリエイティブな学生が、横のつながりを生み出し、互いを刺激しあうことで楽しく技術を磨くことが出来るコミュニティだそうです。
月に1度程度勉強会・ハンズオンを開催しており、IT・Web系の企業とコラボして知識を共有したり、企業との交流をしたりしています。今までの実績を見ると、名古屋に限らず東京に拠点をおく有名なWeb企業も出資して勉強会を開催しています。
今回は幸運にも弊社人事とOthloTech運営の学生さんが面識があったこともあり、勉強会開催が実現しました。
データ分析勉強会〜SQL活用〜
リブセンスらしいエンジニアリングで、かつ学生さんがなかなか触れることのないような知識の共有をテーマに据え、弊社からIESHILのチーフプロダクトマネージャー稲垣と、同じくIESHILのデータエンジニア小沼が登壇しました。
非エンジニアのSQL活用が加速させる事業成長
www.slideshare.net
データの利活用でプロダクトの成長を促進する手法は、昨今のWebプロダクト開発ではよく見かけるケースとなりましたが、プロダクトマネージャー(Webディレクター)が実際にどのようなデータ利活用を開発現場で行っていて、具体的なメリットはどんなものか、社外からはなかなか分かりづらいものです。
リブセンスに入社するまでSQLに触れたことすらなかった稲垣が、社内でSQLのトレーニングを実践し、開発現場で体験した事例を紹介しました。
リブセンスではビジネス職でもSQLを駆使しています。データの利活用の背景には、分析を気軽に行える環境の整備が社内に整っていることや、社内のエンジニアがSQLに関する質問に答えてくれるような距離の近さがあります。また、社内にはSQL100本ノックというドリルがあり、クリアすることでスキルアップをしているプロダクトマネージャが現場で活躍しています。
大量の物件情報を短時間で処理するハック
データエンジニアという職種は、近年注目が集まりつつも職責があいまいです。膨大なデータをプロダクトの価値に変換するためには、データアナリストや機械学習基盤のプログラムが処理をしやすいかたちにデータを加工し保存することが必要不可欠です。
データ分析とWebのフロントエンドで、それぞれ適切なデータベースの選定はどうすればよいでしょうか。行指向DBと列指向DBのそれぞれについてご紹介しました。
ところで肝心の大量の物件情報を短時間で処理するハックは何かというと・・・答えはスライドをご覧ください。
ハンズオン
IESHILが取り扱う不動産情報のサンプルデータを用いて機械学習を実践するハンズオンを行いました。
今回は特別に Arm Treasure Data 様のご厚意により、イベント開催時のみ特別にWorker数を増やして、大人数が同時にクエリ実行しても大丈夫なようにしていただきました。ありがとうございます。
サンプルクエリを実行していきながら実際に機械学習を行い、簡単なクエリでは精度が悪くうまくいかないこと、そしてそれを解決するアプローチについて実践しました。
懇親会
最後はピザを囲んで懇親会。目標の「横のつながりを生み出し技術を磨く」ことはできたのでしょうか・・・。
終わりに
勉強会を通じて学生さんたちとも交流できましたし、リブセンスの文化や技術について知ってもらうことが出来ました。
OthloTech 運営の皆さん、そして今回の勉強会にご参加頂いた皆さん、どうもありがとうございました。
リブセンスでは、勉強会やイベントを一緒に開催してくださる技術系の学生団体を募集しています。イベントや懇親会の運営費用をご支援させていただける他、エンジニアや人事などの登壇もご相談できます。
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