これは Livesense Advent Calendar 2024 DAY 24 の記事です。
リブセンス インフラエンジニアのsheep_san_whiteです。お酒とロードバイクとランニングが好きなおじさんです。
先日、黒歴史最終処分場。でHDDを破壊したので、その時のことを書きます。
はじめに
リブセンスでは、データセンターで本番環境として運用している物理サーバが不要になった際は、オフィスのマシン室へ持ち帰って開発環境として再利用していました。
データセンターのラック数はAWS移行や仮想サーバの集約化により減少していき、オフィスにあるマシン室には潤沢に物理サーバが保管されていました。
そこで問題となるのがHDDの故障です。
本番環境での役目を終え保守契約が切れているサーバなので、自分達でHDDの予備を保持しておく必要があります。
そのため、オフィスに一定数の交換用HDDが保管されていました。
オフィスの移転に伴う開発環境の廃止・AWS移行
以前、その時基盤が動いた 〜オンプレ オフィス移転で死す〜で紹介したオフィス移転で、オフィスのマシン室がなくなりました。
そのため、オフィスにある物理サーバは全て廃棄し、AWSへ移行することになりました。
このとき、HDDの大半は廃棄し、一部は本番環境の故障交換用に保持していました。
本番環境の配置されたデータセンターの解約と物理サーバ撤去
リブセンスでは、3カ年計画でオンプレミスのデータセンターからAWS移行を行ってきました。
過去のAWS移行関連の記事一覧
- メールはツラいよ!!波乱のメールサーバAWS移行を振り返ってみる
- マッハバイトのメインDBをAmazon Auroraに移行しました
- オンプレNFSサーバーからAWS S3へ無停止マイグレーション 〜双方向リアルタイム同期処理の自前構築〜
- マッハバイトのモノリシックなアプリケーションをオンプレからAWSに移行しました
- その時基盤が動いた 〜オンプレ オフィス移転で死す〜
- EmbulkでPostgreSQLをMySQLに移行した話
2024年5月に最後のAWS移行が完了し、データセンターの解約と物理サーバの撤去作業が行われました。
これで全ての物理サーバがなくなり、HDDも不要になりました。
データセンターから物理サーバを撤去する際、オフィスに保管していたHDDも一緒に処分できればよかったのですが、それなりに量があったので別途処分する整理となりました。
秋葉原最終処分場。さんへ
オフィスで保管していたHDDの廃棄について調べると、秋葉原最終処分場。さんでHDDの破壊・廃棄を受け付けていることがわかりました。
HDD破壊サービスの名前が黒歴史最終処分場。です。
店舗は東京ラジオデパートの地下1階にあり、秋葉原駅から徒歩5分ほどの場所にあります。
黒歴史最終処分場。は、HDD1本につき100円で破壊してくれるサービスです。
※ホットスワップ用の金具が付いている場合は、金具を外す作業が必要になるためHDD1本200円で破壊になります。
値段は安いですが、眼の前でバキバキに破壊してもらえるので安心です。
黒歴史最終処分場。は、見たところ日東造機株式会社のDB-60Proを使っているようです。
油圧でHDDに穴を開けて破壊するので、破壊されたHDDはもう二度とデータを読み取ることはできません。
ちなみに、今回以下を持ち込みました。
- 持ち込んだもの
- 2.5インチHDD 16本
- 2.5インチSSD 2本
打ち上げ
HDDの破壊・廃棄でオンプレミス関係の物品廃棄が全て完了したので、秋葉原最終処分場。さんを後にして打ち上げをしました。
勤務終了は17:30、裁量労働バンザイ!!
HDDという重量物を手放したので身も心も軽くなり、お酒も進みました。
※途中で合流したメンバーも含め、4人で1升の焼酎が空きました。
おわりに
短時間でサクサク破壊してもらえるので、不要なHDDがある場合は秋葉原最終処分場。さんの黒歴史最終処分場。で破壊してもらうとスッキリします。
HDDの廃棄に困っている方はぜひ利用してみてください。
それでは、良いクリスマスをお過ごしください!