はじめまして。
昨年の11月にリブセンスにジョインして、今は転職会議のエンジニアをしたり、その他イロイロやっている しらかわ と申します。
先日 (といっても先月ですが) 、わたしの所属する組織では、One-DAYビジョン合宿というものが行われました。
そのときの様子と、なぜ合宿までしてビジョンを追求するのか。という話をしようと思います。
なぜやるのか
この合宿を実施する上で、4つの理由がある。すべてはそこから始まりました。
開催にあたってのリーダーの言葉を借ります。
- 誰かがプロダクトを作るのではない。自分たちが作るんだ。
- ひとつ屋根の下、1日しゃべってお互いの理解を深めよう。
- 事業領域理解・自社理解を深めよう。
- 転職会議の進むべき方向性を決めるための素材を集めよう。
どんな準備が必要か
1. みんなが知っていることをそろえる
2時間くらい "合宿事前セミナー" というものを実施しました。
転職会議というプロダクトは人材業界と切り離して考えることはできません。
わたしたちが携わるプロダクトについて業界のプロに本格的な話をしてもらうことで、より理解や深まり、課題を掘り下げやすくなったと思います。
2. ひとりでじっくり考えてくる
シートを埋めました。宿題です。
項目はこんな感じでした。
- なぜ存在するのか
- ミッションはなにか
- 誰に対して
- どんな価値を
- どのように提供するか
- どうありたいか
この "どうありたいか" がビジョンになります。
これを、転職会議に訪れてくれるユーザと、転職会議に求人情報を載せてくれているクライアントに対して、それぞれ考えてみました。
3. 時間割をきめる
数名が "プレ合宿" と称して、合宿のリハーサルを行い、当日の時間割を考えました。
これがあったおかげで、当日の流れが大変スムーズになったと思います。
どんなことをしたのか
阿佐ヶ谷の古民家!を丸一日借り切っての合宿となりました。
6〜7名くらいのグループを複数作り、お互いの宿題を見せ合いながら議論し、グループで一つの方向まで導きました。
そして最後にグループ別に発表をして、1日を終えました。
もたらされたもの
まず、とにかく楽しい。楽しいというのはそれだけでも正義ですよね。
そして、普段多くを語らないようなメンバが本当は何を大切に思ってこのプロダクトに携わっているのか、お互いに気づくことができたと思います。自分では到底思いつかないようなアイデアもたくさん生まれ、何よりも視座が高まりました。
さらに、思いを持って仕事をしているモノ同士、大きな一体感を感じることができました。
これって会社の会議室ではない非日常な空間だからこそ、得られるものだったのではないでしょうか。
そして目的は達成されたでしょうか。
- 自分たちがプロダクトを作るんだ!という気持ちがより高まった!
- ひとつ屋根の下、1日話し合うことで、普段一緒に仕事をしていない仲間の考え方を知ることができた!
- セミナーを受けて、さらに自分で考える事で、そしてみんなでじっくり話し合うことで、事業領域理解・自社理解が深まった!
- 転職会議の進むべき方向性を決めるための素材がたくさん集まった!
なぜビジョンが大切か
ビジョンがあると、迷ったときの拠り所になるのではないでしょうか。
わたしたちは生まれも育ちも年齢も何もかも異なります。そして、迷ったり間違ったりする生き物です。
そんなバラバラでフワフワなわたしたちが一つのプロダクトを産み、育てていくのですから、やっぱりビジョンは大切なんだなぁ...と思います。
またビジョン合宿やりたい!
ʕ•ᴥ•ʔ<やろうやろう!
付録
ビジョン合宿のあと、みんなと一緒にバスに乗って帰りました。
「バスっていいなあ。」と強く思ったので、社内でLTをしました。
こういう気持ちも、この合宿がもたらしたものの一つかもしれないです。