knewのiOSエンジニアの伊原です。
先日、DroidKaigi 2024の公式アプリにコントリビュートしたので、その時の話を書きます。 コントリビューションに興味がある方の参考になれば幸いです。
DroidKaigi 2024の公式アプリ(iOS)はこちらです。
apps.apple.comPRについて
私が出したPRはこちらです。
内容はiOSアプリをデフォルトでダークモードに対応させるというシンプルなものです。
コントリビュートした経緯
私が普段開発しているknewのモバイルアプリでは、KMP(Kotlin Multiplatform)の導入を進めており、その際にDroidKaigi 2023の公式アプリの実装を参考にしていました。その為、元々DroidKaigiの公式アプリがあることは知っていました。
knewでのKMPの導入については、以前に記事を書いているのでこちらもぜひ読んでください。
加えて、私は最近KMPの導入を通じてKotlinに触れる機会が増えていた為、今年は初めてDroidKaigiに参加してみようと考えていました。 そういったタイミングで、偶然XでDroidKaigi 2024のアプリのコントリビューターを募集しているポストを見て、やってみたいと思いました。
またDroidKaigiのアプリでは、最新の技術が使用されていたりチャレンジングな取り組みが行われていたりする印象があります。 コードを読んだりコントリビュートする経験を通じて、最新の知見に触れてそれらを普段のアプリ開発に活かすことも出来ると考えています。 今年はCompose Multiplatformが使用されていたのが印象的でした。
DroidKaigi 2024の場合は、contributions welcome
のタグがついたissueも沢山あり、初めてコントリビュートする人でも気軽に参加できる工夫がされていると感じました。
またコントリビューションのガイドも、Forkのやり方から非常に丁寧に書かれているので、初めてのコントリビュートでも躓くことなく進められました。初めてコントリビュートする人にもオススメです!
コントリビュートしてみて
私がPRを出したのはちょっとした機能でしたが、無事にマージされた時はとてもうれしかったです。アプリ上でもコントリビューターとして自分の名前が表示されるのも良いですね。 毎年みんなで1つのアプリを作っていく文化もとても素晴らしいです。
私は先日DroidKaigi 2024にも参加したので、自らがコントリビュートしたDroidKaigi 2024のアプリを使いながらカンファレンス自体も楽しみました! これをきっかけにまた新たなコントリビューションにも積極的に挑戦していきたいです!