LIVESENSE ENGINEER BLOG

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アドベントカレンダーのコツ それは"JUST DO IT"

これは Livesense Advent Calendar 2022 DAY 1 の記事です。

転職ドラフトでITエンジニアをしております@iwtnです。

いよいよ今年、2022年も12月に入りました。みなさん、如何お過ごしでしょうか?

12月といえばアドベントカレンダー、今年もやっていきます。

そういえば、このブログで今年、こんな記事がありました。

made.livesense.co.jp

そうなんです。まず何かを書くというのは、文章であれプログラミングであれ、しんどいものなんです。

しかし、どちらも書かなければ上手くなることはありません。まずは機会を見つけて書いてみることが肝要かと思います。アドベントカレンダーもそんな機会の一つでしょう。

普段、文章をどうやって書けばいいか、ということを教えてもらう機会はなかなかありません。

個人的にソフトウェアエンジニアにして著作家でもあるJoel Spolsky 氏の著作をよく読んでおりまして、その中にこんな記事があります。

www.joelonsoftware.com

コンピューターサイエンスの学生向けのアドバイスですが、7つほどあるアドバイスのまず最初に「Learn how to write before graduating.」すなわち、卒業する前までに文章の書き方を学べ、とあります。

ちゃんとした文章を書く、ということは、思っているよりも難しく、何事も正式な訓練を受けたほうが向上しやすいということは言えると思います。

参考までにですが、このブログでもテクニカルライティングの勉強会を紹介しております。

made.livesense.co.jp

こういったライティングの技術も良いですが、まず何かを書こうというときに、自分が知っているコツみたいなものをメモ代わりですがここに綴ってみます。

アドベントカレンダーを書くときのコツ

JUST DO IT。それがすべてです。

しかし、ある意味で人生はすべて "JUST DO IT" になってしまいます。 もう少し具体的な行動に落とし込んでみましょう。

締切を決めること

どこかで書こう書こうと悩むよりは、空いている日付にサクッと登録して、この日までに書く、と決めてしまいましょう。 締切は偉大です。私達がプロダクトのコードをメンテナンスし続けるように、文章に完成はありません。締切が来たときが一つの区切りとなり、矛盾しているようですが仮の完成になるのです。

しかも、紙の出版物とも違って、間違えていたと気づいた部分は後からでも訂正もできます。 (もちろん、必要があれば訂正したことがわかるようにしないといけない場合もありますが)

できるだけ早めの日を選ぶ

実は早めに記事を書いてしまったほうが楽です。少し先の予定が頭の片隅にあると、ついついそちらに注意力を取られがちになります。ただでさえ忙しくなる12月。1年のラストスパート。トータルで成果を出すには集中力が必要です。

できるだけ早い日を選んでしまいましょう。書いて公開してしまえば、後は他の人の記事を読むだけです。書こうと思っていたネタを先に取られることもありません。

そして何はともあれエディタを開く

何か書き出してみるのが一番です。まずお気に入りのエディタやブログの画面に向かいましょう。 頭に思い浮かんでいることを、単語だけでもキーボードで打ち出し始めると、だんだん手に頭が引っ張られて言葉が出てきます。

先程も参照したJoel氏の別の記事になりますが、まずはエディタを開いてコーディングし始めることが生産性にとって大事なんだ、といっています。

www.joelonsoftware.com

私は「ただ、始めること」の大事さが書かれているこの記事が大好きで、ChromeのTOPに表示させるようにしています。 そんな内容の後に、ソフトウェア業界における競合に勝つための戦略につながる、興味深い文章でもあります。

外部記憶装置をあさる

キーボードに手は置いたがしかし何も出てこない。何かを書こうとしたときに、全く材料が無いのも困りものです。

そこでwikiやSNSに記録された情報に頼りましょう。会社のwikiでもいいですし、普段使っているSNS、誰かと話したメッセンジャーの履歴でも良いと思います。 また、自ら記録した以外の情報、例えば、読んだ本やブラウザの履歴を見てみると、何か思い出せることがあるかもしれません。

人と違ってコンピュータは記録しておいてくれます。しかも、大体の情報にいつのことかも書かれているので、2022年の範囲で絞り込みもできます。

記憶よりも記録に頼りましょう。人は忘れやすいもので、1年間の出来事を詳細にすべて覚えていられるわけではありません。記録を眺めてみると、当時の記憶も出てくるものです。 ただ、引越しのときのように、うっかり読むことで時間を消費してしまわないことだけご注意ください。

最後に

たぶんこの記事の公開時には埋まっていないであろう(前日の18時頃埋まりました)このアドベントカレンダー、これからどのようになっていくのか楽しみです。

2022年も残り1ヶ月。このブログも過去最高の年間記事数を更新し、さらにアドベントカレンダーで伸びていくのでしょう。きっとそうなると信じています(๑•̀ㅂ•́)و✧

この記事の中で参照した Joel 氏のブログをまとめた著作はおすすめです。 紙の日本語版は絶版になってしまっているようですが、英語ならブログ本体で読めます。 また、日本語でもKindle版がありますので、面白そうだと思いましたら、是非是非読んでみてください。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0963FNRT8www.amazon.co.jp