これは LIVESENSE madeブログ 4月のお題 の参加記事です。
リブセンスの人事企画というグループで組織・人材開発、人事制度等の領域に携わっているまっすー@ayanpannaです。
社内で復職1年目エントリーを書いてみたところ、ぜひテックブログで!とお誘いをいただいたので、社内で大切にしているカルチャーを社外にも伝えることができたらと思い記してみました。
過去、新卒採用担当時代にはこんなこともやったりしていました。
info.livesense.co.jp 「戻ってきたら、みなさんにありがとうを返したい。」
産休前に当時のオフィスのフロアで意気揚々と宣言し。 3年半というお休みを頂き、大人とちゃんと話すのが本当に久しぶりという状態で復帰した私がこの1年で思ったことは、 「人はいくつになっても、公私ともに環境が変わったとしても、成長できるしチャレンジができる」 ということ。
ただ、そう感じられるようになるまでには1年もの年月を要し、 という2つのチャレンジを抱えた私は、コンディションが乱高下していました。 そんな自分が「人はいくつになっても、公私ともに環境が変わったとしても、成長できるしチャレンジができる」と思えるようになるまでにはどんなきっかけや出来事があったのかを記すことで、
何かしら誰かのヒントになったら…と思い、復職エントリーを書いてみることにしました。 ポイントは にあり、そして、「マネージャー」と「チーム」のおかげだと思っています。 いざ、1年のコンディションを書いてみて振り返ってみると「あ、浮いて下がって、だだ下がって、持ち直してる」と自分のことながら笑ってしまいました。
浮き沈みがありましたが、マネージャーとの1on1や自身の振り返りなどを通して「仕事と育児と家事」の3本柱を成立させることが出来ました。 詳しい内容は後述しますが、まずは私のコンディション史を。
自分がどれだけ成長したのか。
周りから見て、「成長しているよ」と言ってもらえることは素晴らしいです。(それを言いあえるリブセンスっていいなと改めて感じたり) でも、それを受けてもなお成長しているということを自分自身で感じられなければ、成長実感を得られたことになりません。
自分が成長したことが成果として発揮されていれば自分が成長したことをわかりやすく感じることができますが、成長したからといってすぐに成果が出るとも限りません。 私は、ブラック期に「成長しているのだろうか?」と思い始め、上司が「成長しているよ」と伝えてくれましたが、自分自身で成長を感じられていないため「もっと頑張らないと」と勝手に思い詰めてコンディションを崩してしまい仕事への気持ちを保つことが難しくなってしまいました。 ただ、それは成長実感が得られていないからだと気づき、「自分自身で社会人人生という長いスパンでの振り返り」をしたことで手触り感のある成長実感を感じることができました。 ひとりで振り返るのも大変なので、当時(2022年冬)人事企画グループと新卒1年目のメンバー合同で朝や夜の業務外の時間に各々が集まりたいときに集まるもくもく会という場をつくりました。 それぞれのペースで参加し、なんやかんや話したりして業務から離れて振り返りを行うスタイルが気張らずちょうどいいバランスで振り返りに臨めたのかなとも思っています。 育児と家事の時間ができたことで日々業務や会話の中で感じた違和感などを頭の中で図式化して、上下左右に広げて、サイクルさせたり、違う視点無いかなと探してみたり、
論理ではなく感情に潜ってみたり。
内省し、気が付いてマネージャーとすり合わせたいことは1on1で提示するようにしていました。 1on1は自分のための時間で、その時間をどれだけ生かせるのかも双方の努力が必要だと私は思っています。
特に復帰初期、仕事の進め方やお互いの判断軸、自分の長期的なWillは何にあるのかみたいなことを自分で内省して、
業務以外の内容で1on1の時間を使うようにしていました。 1on1で、業務以外の内容で内省しても話したいことがないときは、自分のコンディションが良い時期である一方、それが長く続くと悪い状態でもあるので、
また長いスパンでの振り返りをしたり、成長ドライバーを見つける必要があるのかなと私自身は思っています。 そして、なんといっても1週間の振り返りのサイクルを回すことで、棚卸と発見と学びを業務内で常に見つけていくようにも習慣化されました。 復帰して、物理的に自分の時間が使えなくなったことで、 みたいなことを考えるようになりました。 「周りを頼る、期待をする」に気が付いたのも、失敗を経て復帰3か月後の中間評価でフィードバックを受けてたのがきっかけです。
そういえばとリブセンス内で過去実施していた、 Livesense 359°Feedback(一般的な360°Feedbackー直属の上司の1°をひいた359°が由来) を読み返してみても似たようなことが書かれていて、
環境が大幅に変わったことによって、自分の働き方にきちんと向き合わなければと強く意識するようになりました。
(よかった…そして、過去私に359を丁寧に書いてくださった方本当にありがとうございます!)
実際にもらったものも載せてみました。 今の人事企画グループが「頼ってください!」と言ってくれる&折に触れてよく伝えてくれることも私としては大きく、
また情報共有を意識的にするようになったら、グループ全体でも以前より活発に情報共有が発生するようになり、
色んな情報が入ることで、思考できる幅も広がりました。 自分自身の時間の使い方でいうと、
最大限のバリューを時短勤務中に発揮するために目先で必要な学習と将来的に必要になるであろう学習をスキマ時間でコツコツと。 結果として、改めて本棚の前で本を確認してみると、この1年で30冊の本を買って読んでました。
読み切ったぞ!という達成感と、私ならできるwという自己効力感と、何よりも1年前に読んで学んだことがここ最近の業務や人と話す中で思い出すということが増え、
成長実感が感じられたのも、今の自分にあった働き方とスキマ時間の使い方を見直して向き合えたからだなと思っています。 マネージャーの親身なコミュニケーションが、この一年私を支え、変化することを「辛い」ことではなく「楽しい」ことだと導いてくれました。
ブラック期の生死の分岐点では、マネージャーからの一言が最終的に自分を突き動かしてくれました。 それは、「適切にアラートを言葉にして伝えることも私(増田)の仕事」だということ。 「ごめんなさい、できません」と口に出すのが苦手。
そんな私を知っているが故に、折に触れて「大丈夫ですか?」と勤怠と業務量を確認してくれてたこと。
それでも、「できません」と言えるまでに1ヶ月もかかり、コンディションを大いに悪化させてしまいました。 マネージャーって本当にすごい。
マネジメントというものに、真摯に取り組んでいるマネージャーさんから学ぶことの多さ。
そして、そのマネージャーさんに自分がどれだけ向き合うか、対峙するのかも大事なこと。 リブセンス内で、マネージャーさん同士で対話するプログラムがありその中でもマネージャーの方々が
マネジメントとは?と色んな問いに向き合っている姿を見て、いい会社だなぁ(と自社を褒める)とも思っていました。 いつの日か、自分がマネジメントをする立場になったとき、できることを増やしたい。
そう思えるようになれて、マネジメントの大切さをひしひしと感じています。 めちゃくちゃ、最高のグループメンバーだな!と思ってます。(笑)
話すたびに新しい考え方が出てきて、毎週のMTGが楽しいと思えるのは不思議な感覚です。 5年後を想像したときに、その時もこのメンバーで働いていたいなと思うからこそ、みんなが私と働き続けたいと思ってもらえるように、
自分が成長し続けて、みんなに還元して、一緒に仕事することが楽しいと思ってもらえる。
そんな自分やグループであり続けたいです。 過去自分が受けた取材の中で 「どんな人と働きたいですか?」 の問いに、「謙虚さを持っている人」と答えていました。直近、面接をした中でも同じ答えをしていたので、
私自身が変わらず大切にしているものも、謙虚さだと思っています。
そして、リブセンスという会社が謙虚さと尊敬と信頼をもった人にあふれているから復帰しても楽しく1年を過ごせているのかなと思っています。 この4月復職される方も多いと思いますので、よかったらこちらもご参考までに。
note.com いろんな方にとっての「4月」、新しい季節。 次の4月に、ワクワクの気持ちをまた迎えられますように。
変化を受け入れ、楽しめますように。 みなさんにとって楽しい1年になりますように。あなただれ?
なんで復職1年目エントリー書くの?
あの時の若かりし私よ。
私の1年間のコンディション史
期間
コンディション
復職ハイ
・仕事楽しい!
停滞期
・新しい領域への自己学習のための範囲が広すぎる&時間が取れない
・仕事と育児と家事の3本立てに悩む
ブラック期
・お引越し等のプライベートで急遽1ヶ月近く休まざるを得なくなる
・毎日別々の保育園への送迎が始まり、夫婦ともに疲弊する
・家族みんなが疲弊しているのに、かつてのフルタイムの自分を捨てきれず、自分の時短勤務以上に仕事をしようとしてコンディション悪化
戻ってこれた期
・自分の今の時間制約の中でできることに向き合う
・マネージャーとちゃんと話す
・今の自分を認めて、時短勤務の自分と改めて向き合いなおす
・棚卸して成長実感に気が付けた
成長期
・復職してからしてきた自己学習でのインプットとアウトプットした学びが結びつく
変わるきっかけ
手触り感のある成長実感を得たこと
「1on1は自分のための時間で、その時間を成長ドライバーにできるのは自分自身」と1on1を活用したこと
私が復帰初の1on1で「どういう時間にしたいですか?」といわれて、「〇〇さんと仲良くなりたいです!」と言って苦笑されたことは永遠に思い出です。今の自分と未来の自分にあった時間の使い方を考えるようになったこと
私を支えてくれた人たち
マネージャー
グループのみんな
あとがき