2023年7月30日と31日にリブセンスのエンジニア有志で開発合宿に行ってきました。この記事ではその模様をお伝えします。
リブセンスでは過去、何度か開発合宿が開催されていました。
↓過去のレポートはこちらです
- https://made.livesense.co.jp/entry/2019/04/06/094643
- https://made.livesense.co.jp/entry/2019/12/03/070000
新型コロナウイルスの流行などの事情により、2019年を最後にしばらく中断していましたが、この度再開することができました。
今回は開発合宿プランがあるということもあり、前回と同じくおんやど恵を利用しました。
1日目
湯河原駅で集合し、駅の近くでお昼ご飯を食べたあとバスでおんやど恵に向かいました。
開発スタート
開発用の部屋として宿の宴会場を貸し切りにしました。電源やWi-Fi、ホワイトボードに飲み物まで用意されていて、開発するには十分な環境が整っていました。
各々の開発テーマは予め決めてきてもらっていたため、すぐ作業に取り掛かることができました。中には愛用キーボードを持参するメンバーもいて、やる気は十分です。
マネージャー職のメンバーは、「まとまった開発時間が与えられると逆になにしていいかわかんない」と言っていました。おつかれさまです。
いざ開発を始めると、「こういうデータを格納するにはどういうデータ型がいいんだろうか」「それはこうだと思いますよ」というような会話が自然と生まれます。気軽にアイデアを共有したりちょっとしたディスカッションを通じて考えを整理できるのが、みんなで集まって開発することのメリットだと思いました。
13時に作業をスタートして、晩御飯の18時半まで、腰痛に苦しめられたり、睡眠不足に苦しめられたりしながらも集中して作業を続けました。
晩御飯
旅館のお楽しみといえば晩御飯ですよね。乾杯の後、なすの田楽、しゃぶしゃぶ、天ぷらなど美味しい料理が次々と運ばれてきました。
夕食後
夕食後はそれぞれ開発を続けたり入浴したりマッサージチェアを使うため別館まで足を運んだり、自由に時間を使っていました。開発用の宴会場が夜も利用できたので遅い時間まで作業を続けることができました。
二日目
朝
二日目の朝、エンジニアには似合わない早起きをして朝風呂に入る人もいました。かと思えば早朝から開発する人も。
旅館の朝ご飯は豪華でした。
チェックアウトは9時30分ですが宴会場は12時まで利用できます。朝ごはんを食べた後は、各自最後の追い込みに入ります。
発表会
最後に時間とってどんな開発をしていたか簡単に共有してもらいました。
開発テーマ
- 手書き風の描画を生成するTypescriptのプログラムをRustに移植する
- 写真の現像をPythonでやってみる
- スクレイピングしたデータをSQLで分析できるようにDBに入れる
- Chrome拡張(Google Calendarで個別のイベントのリンクが取れるようになる)作成する+ブログ執筆
- Gradioで統計的仮説検定を補助するためのWebアプリを作成する
- 転職会議の企業概要画面をGraphQL化する(仕事)
- チームの状態を見られるようなダッシュボードを作成する
- 執筆中のCSSの本の原稿を書く
- 業務で利用するちょっとしたSlack botを作成する
趣味の開発をする人もいれば、業務で役に立ちそうなものを作る人、完全に仕事をする人など様々ですね。執筆をしていた、という人もいました。
解散
12時前に、おんやど恵を出発しました。
みんなで昼ごはんを食べようか、と思っていましたが宿の朝ご飯でお腹いっぱいだったのでそのまま帰ることにしました。 宿の売店で買ったお土産とおんやど恵のノベルティはオフィスに持っていき会社の皆さんに楽しんでもらいました。
最後に
中断していた開発合宿を再開できたことはとても良かったと思っています。終了後の振り返りでも参加者から「1年放置してた個人開発を進められて非常に良かった」「溜まっていた作業を消化できた」「温泉も食事も良かった」などなど良い感想がたくさん上がりました。これからも定期的に開催していきたいですね。