これは Livesense Advent Calendar 2023 DAY 3 の記事です。
はじめに
インフラストラクチャーグループの@mom0tomoです。 2017年からWomen Who Go TokyoというGo言語のコミュニティのスタッフをしています。
今回はWomen Who Go Tokyoで開催したGoのスペシャルブートキャンプと、その際に活用したリブセンスのボランティア休暇制度についてご紹介します。
イベント概要
Women Who Go Tokyoはサンフランシスコ発祥の、女性やジェンダーマイノリティの方々が集まる Go 言語のコミュニティです。東京支部は2016年4月に発足しました。
スタッフは4人で、週1回〜隔週のペースでオンラインで集まり、Goに関する読書会を行っています。また、年に一度ほどオンラインで開発合宿をしたり、LT大会なども行っています。
今回はGoogle Developers Experts (Go)の @tenntenn さんを講師にお招きし、丸1日のスペシャルブートキャンプを開催しました。
このブートキャンプは講師のtenntennさんが所属する株式会社ナレッジワークのイネーブルメントホリデイ制度を活用し、個人のライフワークとして開催いただいたものです。
開催にあたり、わたしもWomen Who Go Tokyoのスタッフとして参加し、会場のお手伝いをしました。平日の開催だったため休暇を取得する必要があったのですが、これにあたってリブセンスのボランティア休暇制度を利用しました。
リブセンスのボランティア休暇制度とは
リブセンスにはボランティア休暇制度があります。ボランティア休暇制度とは、ボランティア活動に参加する場合に(年次有給休暇とは別に)有給の休暇を取得できる制度です。こちらの制度はリブセンスに直接雇用されている社員(正社員、契約社員、アルバイト)であれば、1年間で最大3日間、誰でも利用することができます。
ボランティア活動の定義は「特定非営利活動促進法」を参考にしており、以下のような内容を指します。
- 不特定かつ多数のものの利益の増進に寄与することを目的とするもの
- 宗教の教義を広め、儀式行事を行い、及び信者を教化育成することを主たる目的とするものでないこと
- 政治上の主義を推進し、支持し、又はこれに反対することを主たる目的とするものでないこと
- 特定の公職の候補者もしくは公職にある者又は政党を推薦し、支持し、又はこれらに反対することを目的とするものでないこと
今回は「女性とジェンダーマイノリティをエンパワーメントする」という趣旨のイベントのスタッフであるため、ボランティア活動の定義に当てはまるということで利用しました。
ボランティア休暇の利用事例としては、非エンジニア職の社員で、世界選手権などのスポーツイベントの運営スタッフをするために利用した人がいます。
しかしエンジニアの場合、リブセンスでは裁量労働制ですので、わざわざ休暇を使う必要はないことが多いです。 技術関係の勉強会やイベントのスタッフをする際は、業務時間扱いにしたり、何時間か早めに仕事を上がるくらいで済むためです。
今回は開催がまる1日だったこと、またわたしが以前から利用してみたいと思っていたことから、ボランティア休暇制度を活用しました。
イベント当日の様子
久しぶりのオフライン開催のイベントで、参加人数も20名弱と大規模だったため、朝の集合から開始まで運営スタッフはドキドキしていました。
しかし参加者の皆様ほぼ全員が5分前行動で、開場〜開始までの間に来てくださったので、スムーズにイベントを開始することができました。
今回のブートキャンプでは「生成AIでチャットを作ろう」というテーマで、OpenAIのChatGPTのAPIを利用し、CLIからプロンプト入力して実行するプログラムを題材に学習しました。
また、今回はリブセンスにも所縁の深い会場をお貸しいただいてのイベント開催でした。久しぶりの目黒だったので、大変に懐かしさがありました。
会場をお貸しいただいたHR Brain様、イベントをお手伝いいただいた社員の皆様ありがとうございました。
おわりに
ボランティア休暇制度がある会社はリブセンス以外にもあると思いますが、意外と活用できていない方もいるのではないでしょうか。社内でもどのような場合に活用したらよいか分からないという声がありました。
今回のイベントが社内外のボランティア休暇を取る方の参考になれば幸いです。