LIVESENSE ENGINEER BLOG

リブセンスエンジニアの活動や注目していることを発信しています

リブセンスに入社して一年が経ちました

はじめに

マッハバイトでエンジニアとして働いている今井です。
昨年2月にリブセンスに入社し約1年が経ったため、この1年を振り返りながら、リブセンス・マッハバイトでどのような働き方をしているか、その一例を紹介できればと思います。

入社前

入社前は、インターンとしての期間を含め2年間ほど、Webベンチャー企業に所属していました。
人数の少ない組織であったことから、一人一人の携わる範囲が広く、バックエンドからフロントエンド、またAWSを利用してインフラ構築を行っていました。 また、成果や実力が認められると裁量が与えられる環境でもあり、入社から1年ほど経ったタイミングで開発チームのマネジメントも行っていました。
自分次第で常に新しいことにチャレンジできる環境であったため、新しいことに常に向かっていられる楽しさがあったように思います。

一方で、より技術的に成長したいという思いや、より規模感の大きいプロダクトの開発に携わりたいという思いから転職を決意しました。

入社後

今やっていること

アルバイト事業部に所属し、マッハバイトのアプリケーションエンジニアとして働いています。 入社直後は主に、マッハバイトのSEOに関連する開発を行っており、現在は企業側のアプリケーションや請求・計上に関するサービスなど、担当する領域を広げて開発を行っています。
直近では、弊社で契約している販売代理店様の手数料に関連する請求システムの改修を行なっています。

実際に働いてみて

オンボーディングとサポート

弊社にはメンター制度として、新入社員ができる限り早期にパフォーマンスを発揮できるよう、同部署の社員がメンターとしてサポートする制度があります。
入社後は、メンターとして同事業部のエンジニアの方に一人ついていただき、1ヶ月ほど毎日 1on1 ミーティングを実施していただきました。入社後の疑問や困ったことを当日のうちに相談・解決することができ、スムーズにキャッチアップをしていくことができました。

おやつを食べながらという意で、1on1におやつの題がついています
また、入社後には事業部エンジニア全員でランチに行く機会や、エンジニア以外の方とも何度か食事に行く機会を設けていただきました。入社当時はリモートワークが中心であったため、早い時期に顔を合わせて会話をすることができたため以降のコミュニケーションが行いやすくなったように感じます。

そのほか、後述するように弊社はSlack上でのコミュニケーションが活発に行われていることから、入社後もチームの雰囲気に馴染みやすい文化があるように思います。

会社としての働き方の話

前職では基本的に出社が義務付けられていたのですが、リブセンスではリモートワークが中心であり、好きなタイミングで出社ができる働き方となっています。
私自身も基本的にはリモートワークで働いており、気分転換や会社の人と食事をするタイミングなどで出社をしています。出社のタイミングをコントロールできるため、両者の好いとこ取りをしながら働くことができています。

リモートワークが中心なため、基本的にはSlack上でのコミュニケーションがメインであり、雑談を含め活発にやり取りが行われています。
Slack上ではWorking Out Loud(WOL)が推奨されており、発言がしやすい雰囲気が作られています。WOLについては以下の記事もぜひ参照ください。

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困っていることをすぐに拾ってもらえる環境である他、会話の中から現在のシステムの改善案などについても議論することができ、テキスト文化が苦にならない自分にとっては適している環境だと感じています。

学び

サービスの規模感や、性質が大きく変化したことで、はじめて「ドメイン知識」というものを強く意識するようになりました。
これまでのサービスでは、関わるステークホルダーが限定されていたこと、またサービスを成立させるために必要なアプリケーションの数も多くなかったことから、全容を把握するのはそこまで大変ではありませんでした。

一方でマッハバイトは、請求・計上に関わるシステムをはじめとしてサービスのために必要とされる機能が多岐にわたること、そしてそれに伴って関係者の数がとても多いこと、さらに、10年以上続くサービスであることから技術的負債が残ってしまっていること、といった点から、とても一年では把握しきれない複雑さがあります。
その中で、利用者にヒアリングをしながらドメイン知識を深めて開発を進めていくことの重要性を認識するようになりました。

入社前後のギャップ

Good

人のよさ

一番大きくギャップとして感じたのが、社内の人たちの「人のよさ」でした。
仕事をしている上で、お互いに悪気がなかったとしてもちょっとしたコミュニケーションのずれで関係性が悪くなってしまうことは往々にして存在するように思いますが、入社後にそのようなことを感じる機会がほとんどありませんでした。
コミュニケーションをする上で、相手のことを十分に慮って接する人が多いように思います。

距離感の近さ

前述の「人のよさ」とも関連しますが、砕けたコミュニケーションも許容するような「距離感の近さ」もギャップを感じた点でした。
前職は組織もそこまで大きくなく、年齢も比較的近い人がほとんどであったため、言ってしまえば半分友達のようにコミュニケーションが取れる環境であったのに対して、規模感が大きく異なることからより丁寧なコミュニケーションが求められるのではないかと想像していました。
しかし入社後感じたのは、良い意味での距離感の近さでした。職責が上の人でも気軽にSlack上で質問や雑談をできる環境・文化があり、コミュニケーションが活発に行われています。 こうした「人のよさ」、「距離感の近さ」のおかげで、普段のコミュニケーションにおいてストレスなく過ごせているように思います。

半分くらいは雑談で構成されているチャット

新しいチャレンジに対する柔軟さ

マッハバイトは前身の「ジョブセンス」時代を合わせて17年続いているサービスです。そのため多くの技術的負債が存在しています。
しかしそのような技術的負債を解消するための技術的なチャレンジが積極的に行われており、そうしたチャレンジを提案し、受け入れる環境が受け入れる環境があるという点は、良いギャップを感じた点でした。
入社時の面接などでも、マッハバイトに技術的負債が溜まっていることは伝えられていたのですが、中に入ってみるとそういった課題に現在進行形で挑戦し、実際に解消を進められているという点は素晴らしいと感じました。
技術的負債の解消の取り組みについては、以下の記事などを参照ください。

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Bad

技術的負債

しかし一方で、自分自身10年以上続くサービスの運用を行なった経験がなく、10年以上続くサービスの技術的負債というものを想像できていなかったなということも感じました。 現状、解消は進められているとはいえ、まだ手をつけることのできていない、そして、解消の見通しが立っていない課題はまだまだ残っているように思います。 確実に負債の解消は進められているため、今後も引き続きチャレンジしながら解消を進めていき、その一助となるべく、自分自身もチャレンジしていければと思います。

今後やりたいこと

直近は、現在のように担当領域を広げながらマッハバイトの改善を進めていきたいと考えています。 また、プロダクトに関する施策立案にも興味があるため、プロダクトエンジニア、もしくはPdMとしての道も模索していければと考えています。

まとめ

入社から1年(と正確には5ヶ月)が経過し、この1年を振り返って、とても楽しく仕事ができているなと感じました。 オンボーディングに始まり、さまざまな場面でメンバーにサポートいただきました。
4月には、マッハバイトにも新しいエンジニアがJOINし、そのメンターを任せてもらっています。自分が良かったと感じた点を、新しく入社する人にも感じていただけるように良いサイクルを続けていきたいと思います。

最後に

リブセンスでは一緒に働いてくれる方を募集中です!リブセンス、マッハバイトでの開発に興味を持った方がいれば、ぜひご応募をお待ちしております!

recruit.livesense.co.jp

hrmos.co

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