LIVESENSE ENGINEER BLOG

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初めて登壇したら自信ついたからおすすめな件

はじめに

インフラGの鈴木です。土日はばんえい競馬を生で見て感動しましたが、馬券は全部外しました。
ばんえい競馬は馬が動くのに合わせて横を追走して鑑賞できます、本当に迫力がすごいです。競馬場グルメもおいしいですし、おすすめです。
ところで、先日勉強会で初めて登壇しました。今回はその登壇の様子を紹介します。

なぜ登壇したのか

シンプルに目立ちたがり屋なので、昔から登壇したいと思っていました。
他には、過去に勉強会に登壇なしで参加した時、懇談会で他の人に話しかけるのがコミュニケーション力が必要で難しかったからです。なので登壇者の場合、話しかけるのも話しかけられるのもやりやすそうで、楽しそうだなと思ったのがあります。

登壇して得たこと

まず自信がつきます。その次に言いたいことを明確化し、わかりやすく伝えるプロセスが鍛えられます。
LTは大体5分です。やってみるとわかりますが、5分で伝えられることは意外とないです。
準備段階において、話したいことを整理し、その中でストーリーを仕立てて、どういうプロセスで伝えるかというのを考え、実践する。この思考は普段のコミュニケーションの中でも生きます。
逆に、整理せずに詰め込みすぎると内容がとっ散らかり、何が言いたかったのか自分でもわからなくなります。
以前、言いたいことがよく分からないスライドのレビューを依頼したら、ボコボコにされてしまい、スライドを3回作り直しました。この過程は学びしかなく、自分の自信となりました。これについては後述します。

登壇までのプロセス

実際に自分が登壇までにやったことを共有します。

登壇の経緯

社内のLT会で話してみて「意外と人前で話すの面白いな…」となったのが始まりです。その結果、今まで2回社外登壇しました。
社外登壇をどうやって見つけるかというとcompassで「東京、LT」で検索すると色々出てくるので、この中から自分の仕事や趣味と近い勉強会に行ってみるのが一番早いと思います。

どこで登壇したのか

下記の勉強会で登壇させて頂きました。主催の方には感謝です。

engineers.connpass.com yuru-sre.connpass.com

テーマを決める

まずをネタを決めます。これに関してはネタ探しについてのLTをしたので、そちらを参照してください。

スライドを作る前に

スライドから作ると、ビジュアルを凝る過程で言いたいことが飛んで高確率でハマります。なので、自分は話す内容を箇条書きで書き出すところからやっています。
先ほどレビューでボコボコにされたと書きましたが、まさにスライドから作ってハマりました。スライドのビジュアルを凝り出すとキリがないので、その前に話すことをスクリプトとして一度書き出すと後から楽になります。
起承転結で作ると楽です。4コマ漫画を書いている気分で作るといいと思います。自分は下記のような流れで作りました。

  • 事例の紹介
  • 事例を自分なりに解釈した結果
  • 解釈の結果を自分なりに実践した結果
  • 実践して得られたこと

これを元に実際に作ったスライドはこちらです。

スライドの作り方

自分が過去コンサルにいた時に教わったスライド作成術ですが、

  • 目次
  • キーメッセージ(一番言いたいこと)
  • 図表/箇条書き

のように言いたいことを書いていくと、人間の目線に沿って設計できるので、スライドを作るときはこの順番で作るといいです。
この辺りは色々流派があると思うので、自分の好きなやり方でやるといいと思います。しかし納品物じゃないスライドを作るのは楽しいですねw

録画してリハする

録画してリハすると、セルフでフィードバックできて良いです。自分の表情とスライドを画面共有で写し、時間を測って実際に話してみると初めてわかることがあります。ここで詰まりそうだとか、逆にここでアドリブいれられるなとか、自分の中で整理できます。また、自分の癖もわかるので、それを発見することもできます。
録画リハは本当におすすめで、自分が発表している時、残り2分だと思っていたら1分だった時があり、どこを飛ばせばいいのかリハしていたおかげでテンパらずに済みました。

スライドの投影テスト

スライドを投影するスクリーンの接続テストが可能ならした方が絶対にいいです、テンパった状態で外部ディスプレイの設定が画面拡張なのかミラーリングなのか分からなくなると焦ります。テストができない場合でも、最低限自分のPCを拡張/ミラーリングに切り替える設定は確認しておいた方がいいです。

今後

5分のLTは経験したので、今後はより長く話すことにチャレンジしてみたいと思います。それでは勉強会でお会いしましょう。ありがとうございました。