LIVESENSE ENGINEER BLOG

リブセンスエンジニアの活動や注目していることを発信しています

採用広報チームで外部登壇を応援したくて頑張っている話

こんにちは、かたいなかです。

私が所属している採用広報チームでは、テックブログの運営以外にも外部登壇の応援も行っています。今まで、ブログに比べてなかなか勢いがつかなかったのですが、外部登壇を積極的に行う新しいメンバーの加入もあり、外部登壇もだんだん盛り上がってきました。

今回の記事では、採用広報チームで今までやってうまく行かなかった施策等も交えながら、現在の状況を共有します。

外部登壇を応援したい

採用広報チームとして、外部登壇を推進したいというのは定期的に意見が上がっていました。

採用につなげるという文脈では、イベントで直接交流しながら、どんな人が働いているかを具体的な例としてイメージしてもらうことを意図してのものでした。

一方、採用という文脈を超えたところでも、意義が大きいと考えています。

外部登壇することによって、会社の外部の人から自分がやったことに対してフィードバックを得ることができます。そうした経験は、エンジニアとして成長していく上でも大きな財産になるはずです。

なにより、外部登壇が盛んな企業で刺激的なエンジニア生活を送ることが、理屈を抜きにして自分にとって楽しいと感じるからという理由もあります!

そんなこんなでここ数年はずっと、外部登壇文化を育てていきたいと感じていました。

でも、外部登壇を後押しするのは難しかった・・・

以前から採用広報チームとして、テックブログだけでなく外部登壇もやっていきたいよねという話があり、様々な施策で応援しようとしてきましたが、ブログに比べてなかなか盛り上がらない状況が続いていました。

以下は今まで悪戦苦闘しながらやってきた施策です。

社内LT大会

リブセンスではエンジニア向けの社内LT大会が定期的に開催されています。

made.livesense.co.jp

made.livesense.co.jp

記事でも度々紹介しているように、毎回様々な内容の発表がありますが、どの発表も決して下手ではありません。むしろ参加したイベントでそういう発表があったら、当たりの回だと感じるくらいには面白い発表が多いです。

しかしながら、盛り上がったイベントで社内LTは恒例になっているもの、外部での登壇にはあまり繋がってきていませんでした。

社内でLTをすることが、人前で喋ることの練習には確実になっていそうなのですが、一方で、社内LT大会で発表することで満足してしまって外部への動きに結びついていないという面もありそうです。

これから、登壇経験者がどんどん増えてきて、登壇に対する社内のモチベーションが変わったときには、社内で定期的に発表する場があったことは大きくプラスになると思っているので、社内LT大会は引き続き企画していけたらと思います。

CFPブーム

社内で大きな勉強会に登壇するためのCFPを書くことに対して、一時的かつ局所的なブームが生まれました。

しかし、あまり登壇経験者が多くない状況ではCFPを書くのはハードルが高く、ブームは広がらず終わってしまいました。

社内に登壇経験者があまり多くないような状況では、いきなり大きなイベントを狙うよりも、もっとハードルが低いところで登壇の経験を積みやすい状態にしていく必要があったのかなと思います。

現在では当時よりも登壇経験者が増えているため、またどこかのタイミングでCFPを書くのを支援するような動きをしていければと考えています。

状況が変わった2023下半期

そんなこんなで外部登壇が増えないなぁと悩んでいたのですが、2023下半期は様子が一変し、下半期だけで6件の登壇が生まれました。

状況の変化に大きく寄与したのは以下の2つだと考えています。

  • 社内メンバーが運営する社外勉強会の開催
  • 積極的に登壇を行うメンバーの加入

社内メンバーが運営する勉強会の開催

ゆるSRE勉強会など、社内メンバーが運営に関わっているイベントがいくつか生まれました。

yuru-sre.connpass.com

timeedev.connpass.com

これにより、社外のイベントでありながら、半分社内の雰囲気を持った場で社外登壇をしていける場を設けることができました。

これにより、特にイベント運営メンバーの同僚から多くの登壇が生まれました。

積極的に登壇する新メンバー

イベント運営だけではなく、@yjszk666 が加入以降、いろんなイベントで積極的に登壇を続けたことで、他のメンバーにも自分も登壇したほうがいいのではという雰囲気が生まれていきました。

結果的に、他のメンバーも登壇をしようとしたり、2024以降の目標に外部登壇を加える人が増えたりしました。

このような、一人で雰囲気を変えられる動きができるところは、筆者個人的にも大きな刺激を受けました!!

これから

採用広報チームでは、今後も外部登壇に自然に取り組めるような雰囲気作りをしていければと考えています。

登壇経験者が増えることによって他の人の登壇のハードルが下がっていくように、また、普段の仕事でやったことをすこし構成を整えてまとめるだけで登壇していけるような流れを、今後も工夫して作っていきたいです。

もし、他社の採用広報に取り組んでいらっしゃる方で、うまく行った取り組み等ありましたら、ぜひはてなブックマークやX等で教えていただけましたら幸いです!