これは 技術広報 Advent Calendar 2023 DAY 23 の記事です。
こんにちは。株式会社リブセンスで採用広報(いわゆる技術広報なので以降は技術広報と書きます)をしている、インフラGの鈴木です。 入社後のタスクとして、バッチ移行がありました。その際、比較的新しいサービスのEventBridge Scheduler(2022年11月にリリース)を採用したので、日本語の情報があまりありませんでした。 今年の2/1に入社してから外部発信したことをまとめます。 結構ブログを書きました。何故やったかというと、自分の中で以下のような理由があります。 リブセンスに入りたいというと思う人に対して、どういうことをしているのか、どういう文化なのかを伝えたいというのが大前提にあり、そのためにテックブログの運営や、外部登壇の支援をしています。 このブログのタグ整理です。人海戦術でやりました。 先にあげたタグ整理がまさに外向けのブランディングで、外向けのイメージをより良いものにしています。 devrelの勉強会に行って、ピンときた言葉をおっしゃっていた方がいました。技術広報はバフという言葉です。 例えば自分は、テックブログの運営において、テックブログはカッコイイ技術記事だけじゃなく、現場が見える泥臭い系記事があるとシンプルに読むのが楽しいのと、会社の文化が外部に伝わるかと思い、自らそういう記事を多めに書いて雰囲気が見えるようにしているつもりです。はじめに
普段は事業部横断でSRE的な動きをしており、様々な事業部のインフラに関することを支援しています。RPGのサブスキル的1に技術広報もしており、主に外部発信の支援をしています。技術広報に入るまで
そこで日本語の情報を増やそうと、会社の技術ブログに記事を投稿しました。
入社即書いたこの記事がトリガーとなり、技術広報チームに入りました。余談ですが、Google Analyticsによるとこの記事は今だに結構見られているようで、ありがたいです。入社から1年弱でやったこと
技術広報チームでやってること
自分もリブセンスに入る前、転職活動をしている時に、様々な会社のテックブログを読みました。特に面接前や、複数の内定を保持した時に社内の雰囲気を掴むために読んでいました。
この行動は採用ファネルという考え方において、認知〜興味・関心の段階にあたります。逆に私が入社から1年弱でやったこと
に書いたことは紹介・発信にあたります。
採用ファネルの認知〜興味・関心の段階において、判断材料が多いほど、入社後のミスマッチが少なくなり、より良く仕事ができると思います。
例えば、ブログの更新が停止している会社などは、何かあったのかと身構えてしまいますし、逆に更新が活発な会社は良い雰囲気を感じます。これは私が求職中に直に感じたことです。
技術広報がやることというのは、エンジニアにとって良い雰囲気作りであるかなと自分は感じています。
また採用ファネル×テックブログについて、弊社のverdy_266が別の記事で書いているので、こちらも合わせてどうぞ。下半期に具体的にやって効果あったこと
Before
After
タグ整理の効果
対象
感想
採用グループ
ハード面はプロダクトごとのカテゴリから、ソフト面は組織・文化のカテゴリからなど、候補者に興味を持ってもらうための訴求をしやすくなった
エージェント
技術面や組織・文化などのまとめだけでなく、写真からも事業部横断で越境している様子が伝わり、候補者に訴求しやすい
実際面接したEM
まとまっていると説明が楽で嬉しい
外向けに雰囲気を伝えるのと内向けの雰囲気を形成する
逆に社内向けのブランディングとしては、例えば私のように率先してブログを書きまくったり、登壇をしてみたり、外部発信すると楽しいぜ!という目に見えない良い空気感を形成するものだと思っています。
こういう活動のことをインナーブランディングというらしいですね、企業によっては専任の方がいる場合もあるようです。
これは両方大事で、良い空気感があれば外部発信したくなるし、外部発信したら良いものを持ち帰って社内展開という流れができれば完璧ですね。技術広報はバフ
確かにそうだと思います、例えばRPGで、バフをかけていない状態でボス戦に挑むのと、バフをかけてボス戦に挑むの2とでは、難易度が全く違います。
技術広報も同じで、やらなくてもいいですが、やったほうが良いです。このバフが前述した良い雰囲気作りになると思います。テックブログで会社にバフかけたい
自分は兼務なので、なかなか難しいですが、今の行動を継続していきたい良い流れを作っていきたいです。ありがとうございました。